ハマーンに愛されたみたい・・・

hamonhamon2006-06-20

「カーゴの破壊力はいくら装甲の厚い機体とて持ちはすまい」
第2回:ZZの最終回について
 

えー今週のお便りは
P/Nミンキー・カンーンさんから
「ZZの最終回で何故ジュドー木星に行ったのですか?」
ということなんですけど。
これはハッキリした答えは無いんですけど、
大きく2つの説があるんですよね。
えーと、スパロボとかの解説文には
ジュドールー・ルカと付き合うことになったとか
ちょっと理解しがたいことを書いてたりするのですけど
ZZでルーとジュドーが恋仲であるような描写など何一つ出でいません。
何でそんなことを言い出したんでしょうね?
ルーの尻を追いかけてジュドー木星に行くなんてとても考えられません。
私が思うに、ジュドーが唯一異性を意識したのはハマーン様くらいじゃないでしょうか?
一度、ZZの次回予告で「ハマーン…いや、ハマーンさん」といい改めていたし、
ラストバトルではハマーンを拒絶しているように見えてアレは
ハマーンの元へ行きたいと心の奥底で思っている自分の心の葛藤とも
戦っていたと捕らえています。私は。
まあ、話を戻しますと
まず一つ目の説としまして
「地球の重力に縛られた人間たちに嫌気がさした」
これはガンダムオデッセイというドラマCDにていわれていたもので
ブライト艦長がこう告げていました
「そしてジュドーは自分をさらに磨くため木星へと向かった
それともそれは嫌な人間たちのいる地球にさよならを告げるためだったのかもしれない」
まあ、ダブリンで、ジュドーは地球に住んでいる連邦の高官達に絶望してましたし
地球に下りてあまり良い体験はしてませんでしたね。
 
あとひとつの説として
「人類が地球無しでも生きていけるというのを証明するため」
というのがあります。
ハマーンとの一騎打ちの際
「アステロイドベルトまで行った人間が戻ってくるというのはな
人間が地球の重力に引かれて飛べないって証拠だろ?」
という人類は地球の恩恵にいつまでも甘え、
いつまでも地球を汚染し続けるような人類だという
ハマーンの台詞を否定するために
人類の可能性を見出すために木星へ向かったという説。
私は、これが一番しっくり来ると思うのですよ。
最後まで人類の可能性を信じたジュドーならではの行動だと思います。
んで、そのために、わざわざ木星ヘリウム採集団に入り連邦軍になるのです。
ルー・ルカはもともと連邦軍なので
ジュドーとともに、木星へ向かうのが一番彼らにとって
都合が良かったのかもしれませんね。
 
そう考えると、小話ばっかりでシナリオ的にどうかなと思うZZですが
なかなかに深いものだと思いません?
MSとかも宇宙世紀にしてはかなり最新鋭ですし、
サイコミュ兵器としてはすごいMSばかりですよ。
クインマンサとかサイコミュ兵器のMSとしては最強クラスですし
ダブリン戦なんてかなり濃厚。
コロニー落としから始まってザクⅢ戦、サイコMk−2戦と続きますからね。
 
まあ、そんなわけで、今回はここまで。
次回、何も書くネタが無ければまた何か適当に
私のガンダム無駄知識でもさらけ出します。それでは。