個性と差別

先日といっても昨日なんですけど
日テレでジャネジャンとかいう芸能人や一般人などによる討論番組で
性の低年齢化をテーマにして
オタク叩きのネガティブキャンペーンが盛んだったんですけど
http://www.ntv.co.jp/jungle/
見ていて特に呆れる事は
どいつもこいつも人の意見に聞く耳を持たないことでした。
結局のところ、人は自分の価値観や世界観から見た異端児を
迫害して優越感に浸る生き物なんだなと
俗人の汚い一面を見せ付けられて人間不信に陥りそうですね。
金八がなにか喋るとBGMになんか雰囲気の良いテーマが流れ出すのですけど
それほど良い事言ってるわけでもなく
メディアの汚さが見えましたし
観客席の左巻き教師っぽいのが
事前に用意したであろう長文メッセージで
長々とマイクパフォーマンスを見せるなど
もうね。いいからそっとしておいてやれよと。
 
以前共産系サイトでこんな投書があったそうですが

【軍靴の音が聞こえます。】

2005/01/20 主婦J 50代 専業主婦

先日、孫がビデオを見ているととんでもない言葉に耳を疑いました
「オッス オラ 極右」主人公は異星人との紛争を暴力によって解決しようとするものでとても、子どもには見せられる内容ではありませんまた主人公がピンチになると金髪で青い目に変身します。(元々の主人公は黒髪で黒い目をしています)時代遅れの脱亜入欧的表現に笑ってしまいましたが、こういう所から同じ アジアの同胞への差別が始まるのかと思うと薄ら寒い気がします。
そして、最後の必殺技は、全ての人々から元気を少しかけてもらい巨大なエネ ルギーにするというものなのですが、その表現が更に恐ろしい全ての人々が両手 を天に上げる、そう万歳なのです。
万歳をした人から力を奪い取り、敵を撃つという図式は戦中の構図そのものでその衝撃にへたりこんでしまいました。
このような番組を見て育つ子どもの将来が非常に心配です。
この国はいったい何処に進んでいくのでしょうか。

http://sawasho.com/blog/archives/2005/01/post_13.html
 
自分の知らない世界のことは
何でもかんでも否定したくてしょうがないんでしょうね。
理解しろとか言わないからそっとしておいてやれよと。
 
おまけ
ガイドラインスレより。

少し前に、「カードキャプターさくら」という、NHKで放映されたマンガが流行っていました。
うちの息子(36歳、無職)も、「さくらたんハァハァ」と一生懸命見ています。だいぶ前に
終わったのに、ビデオ屋などに行くと、根強い人気を持っているとのこと。
さて、「さくら」という名前を女の子に付ける親が、ここのところ急増したと、先日の「朝日新聞」に
書いてありました。今の若い人は知らないと思いますが、桜は戦争=軍国主義のシンボルでした。
アジアの人々の心をあざ笑うかのように最近の靖国公式参拝を公言し、異を唱える市民を
「頭のおかしい人」と冷笑するタカ派小泉首相の異常な人気を考えるとさもありなんという気がします。

このマンガは、主人公の女の子がいきなり「あんたはカードキャプターや!」と有無を言わさず言われて、
戦わされます。私はふとかつて若者が「赤紙」1枚で無理やり兵隊に取られた過去を思い出しました。
そんな時代はもういやです。スタッフの皆さんには戦争で亡くなった方はいないのでしょうか。平和を愛する
人間らしい気持ちはないのですか!なによりも平和が一番です!
 
50代 専業主婦

先日、孫がビデオを見ているととんでもない言葉に耳を疑いました
涼宮ハルヒの唯物」ヒロインは異星人と未来人の存在を妄信して交流を望むものでとても神仏を信仰する態度ではありません。
しかし仲間達と文芸部の部室を乗っ取り「SOS団」(衆生を大いに助けるための僧職の団)を結成します。
「善人なおもて往生をとぐ、いわんや唯物論者をもや…」慈愛に満ちた仏教の心に涙してしまいましたが、
こういう所から御仏に対する慈愛の心が芽生えるのかと思うととても安らぐ気がします。
そして、お話のキモは、実はSOS団のみんなは宇宙人、未来人、超能力者であり東奔西走して主人公の為に尽くすというものなのですが、
その表現が更に素晴らしい守護霊、ご先祖様、前世の業、そう因縁なのです。
何も知らない主人公をそっと見守り、トラブルすら解決するという図式は前世の因縁の構図そのものでその脚色の見事さにへたりこんでしまいました。
このような番組を見て育つ子どもの将来もまたものの見事に修行僧です。
この国はよくよく仏教国の因縁を背負っているようです。
 
63歳 僧職

先日、孫の隣でテレビを見ていると、恐ろしい番組が始まりました。
仮面ライダーカブト」というのだそうです。「兜」!
軍国主義の響きを隠そうともしない題名に、気が遠くなります。
しかし主題歌を聞いて、体中の毛穴から血が吹き出しました。
「君が願うことなら すべてが現実になるだろう 選ばれし者なれば」
天皇賛美もここまで来るとカルト宗教です。
さらに「君のとなり 戦うたび 生まれ変わる」と、
都合のよい輪廻転生をうたい若者を戦争へと駆り立てる狂気じみた歌詞、
挙句の果てには「いったい 自分以外 誰の強さ信じられる」と
軍拡・核武装を喧伝する文句が踊ります。
しかもこの番組の主人公、止まった時間の中を自分だけが動ける
クロックアップ」なる呪術によって、身動きのできぬ相手を倒すのだそうです。
野党不在で審議を強行採決するわが国の政府と重なり、
貧血のあまり気が遠くなってしまいました。
このような番組を見て育つ子どもの将来はもうだm

先日、孫の読んでいた漫画を覗いてみましたところ、信じられない描写に我が目を疑いました。
「右っ王――――!! 屈亜―――――!! ざけんな―――――!!!」
なんということでしょう。右派の王たる天皇陛下がアジアを屈服させる
という戦中の危険極まる思想を叫びながら主人公が器物破損を行っているのです。
この漫画はもとよりゲームで出た作品を、作者が許可を得て描いた物なのですが
陽気で気さくな原作の性格とは違い、この漫画の主人公は粗暴で無知のみならず
普段は正義論を振りかざしておいていざ実戦となると
目潰しや轢き逃げといった、主役とは思えないほど卑劣かつ残虐な行為で
敵はおろか読者までもを恐怖に陥れるのです。これはかつて大東亜共栄圏という
聞こえの良いスローガンを掲げておきながら略奪や暴行を繰り返していた
大日本帝国軍の姿そのもので、とても子供に見せられるものではありません。
さらに恐ろしいのは、彼が使用する「サニーパンチ」という技です。
sunnyとは英語で「太陽のような」という意味の単語であり、これが日の丸を表していることは明らかでしょう。
極右の徒が日の丸の旗の下に暴虐の限りを尽くすその姿に
私は怒りのあまり鋼霊身で衣服を弾き飛ばしてしまいました。
現に彼は原作にはないこの技で多くの相手を再起不能にしているのです。
主人公によって滅ぼされ、最期に平和への願い「亜…?亜…?」を唱えた義意守もこれでは浮かばれません。
以上のような酷い内容であるのにも関わらず、この漫画はさる電子掲示板において
発行されて10年以上経った今もなお愛されており、原作以上に絶大な支持を得ているとの事です。
このような洗脳漫画を読んで育つ子供達の将来が非常に心配です。
一体この国は何処に進んでいくのでしょうか。
58歳 主婦
http://bohyou.vis.ne.jp/neogeo/bongaro/index.htm

なんて楽しそうな家庭なんだろうかw