今、若者が求めているものとは。
久しぶりに、商品戦略とかメディアとかそんなことを考えてみる。
今現在、物にあふれている日本。
物が多すぎる中、商品はどうやって販売促進をするか。
それは、消費者に強い印象を与えること。
目に留まらなければいくら良いものを作っても売れません。
そんなことは、誰でも考え付くこと。
そんなことでは、この世の中、作り手である企業は生きていけません。
たとえ、広告戦略がうまくいったとしても、それが粗悪品であれば
あっという間に人々から見向きもされなくなるでしょう。
ゲドなんとかってのがいい例になるかもしれません。
まずは、インパクトが大事である。それはこの間お話しましたが、
さらに上を狙うならば「口コミ」を欠かすことはできないでしょう。
商品を消費者が手にした際
まず、見た目。これがインパクト
実際に使用すると、商品そのものの価値が問われます。
ここで粗悪品であれば、捨てるかクレームを出します。
逆に良質なものであれば大事にされ、人によっては他者に薦めたりもします。
ここで「口コミ」というものが発生するのでしょう。
つまりは、外見も、中身も、インパクトが必要である。
こういう結論が導き出されるのです。
さて、中身のインパクトですが、
今最も消費者に中身のインパクトを与えること
それは「タブーを犯す」ことでしょう。
例えば、少年誌でエロ描写を描くというのがわかりやすいでしょうか?
こんなことやっちゃっていいのかよ!?と
消費者に別の意味で製作者の心配をさせるのがポイントでしょう。
- 作者: 三笠山出月
- 出版社/メーカー: 大都社
- 発売日: 2002/12
- メディア: コミック
- 購入: 4人 クリック: 16回
- この商品を含むブログ (31件) を見る
枠外に落書きや、締め切り破りまくりや、
編集部と喧嘩したりと数々のタブーを犯してくれました。
それゆえ、三笠山先生はエニックスと対立し、ギャグ王を去ることになりましたが、
その結果ギャグ王は・・・皆さんお察しください。
映画でもタブーを犯した伝説の作品が存在します。
私はいまだかつて「フルメタル・ジャケット」を超えた作品と出会っていません。
この作品を凌駕する映画は未来永劫現れないでしょう。