週間少年ジャンプ感想です。

糞漫画界期待の大御所であった武井宏之の「ユンボル」でしたが、
意外にも普通に面白く、
マンキン連載時に一時代築いただけあるなと、
少々武井の漫画力を舐めてました。すいません。
マンキンの無無明亦無無明尽やプリンセス・ハオをやっちゃって
どの面下げてジャンプに帰ってきてんだコラァ!と待ち構えていたのですが、
今期投入された新連載3作品の中では
構成力においてもっとも優れていたと思います。
武井の欠点である投げっぱなしストーリーさえ克服できれば
設定等評価できるので長期連載も期待できるでしょう。
しかし、だらだらと後先考えず連載を続けてしまうとマンキンの二の舞になるので
シリーズ系(第1部、〜編など)のシナリオ構成にして、あまり複線を張らずに
わかりやすい展開をしてもらいたいものです。
 
一方で、
画力に優れているラルクラはどこまで読者に媚売ってるつもりなのか
とうとうロリキャラをノーパンしゃぶしゃぶ状態にしてしまい、
呆れているのですが、まるでペンギンと同じ必死さを感じてしまうので
少々読むのが苦痛になってまいりました。
もはや小畑の画力で持ってると言われるのも時間の問題じゃなでしょうか。
 
あと、読者サービスで媚売らなきゃ生き残れそうに無い「M&Y」は
クリスマス近いのでどの漫画もサンタ衣装ネタを持ってくることは
予想するもの容易なはずなのにお約束のようにやってしまい、
それ以外見所が無い(見所と言っていいのか…)状況でした。
読者サービスの点ではラルクラと知欠とらぶるが火花を散らしているので
入り込む余地はありません。
さらに、現在のシナリオは敵が出てきてやっつけての単調1話完結型。
作品の方向性をしっかりと定めて新キャラを入れるなり、
新設定を入れるなりをしないとマズイと思います。
 
ジャンプ作品においてそもそもお色気作品でもないくせに
変な媚を売る作品が最近少々多い気がします。
ラルクラはそもそもそんなことする必要があるのかという疑問
また、
ペンギンやボーボボは萌キャラなんて出すのはもっと
己の画力をわきまえてからにしてほしいんです。
 
とらぶるはそもそもお色気漫画なのでそれが自然と受け入れられるのですが
P2!だけは卓球スポーツ漫画という立場にありながら
もっと読者サービスをして欲しいと思える異色作品ですね。私の中では。
今週も掲載順最悪でしたが、先週のインパクトが強すぎたため
今週はちょっと物足らない。天才少年のことなんてどうでもいいんですよ。
アキラ君ですよ。もっといろんなことさせてください。お願いします。